気づけば2月。
推薦に特色選抜、私立受験と中3生にとっては大事な月がやってきました。
私の関心も受験一色。
そんなある日、ふと目にした恵方巻のCМにびっくり。
「今年の節分は2月2日」と言っているではありませんか。
節分って、2月3日じゃなかったの?
調べてみると、節分は変動するものらしいのです。
しかし、節分が2月3日でないのは37年ぶり。
さらに、2月2日になるのは124年ぶり。
人生の大半を「2月3日=節分」で暮らしてきたので、そう思い込んでしまっていたのです。
授業では「根拠なく思い込みで解いたら、アカン。」と、偉そうに言ってきたのに、お恥ずかしいかぎりです。
さて、節分は季節の移り変わるときを指し、立春、立夏、立秋、立冬の前日、年4回あるものです。
しかし、旧暦では立春から新しい年が始まると考えられたために、立春の前の日が大晦日と同等の大切な日となり、節分といえばこの日を指すようになったそうです。
今年は立春が3日になったので、節分も変動したということなのですが、理科で習う分野なので、その理由の説明は尾辻先生に任せます。
いずれにせよ、節分は、邪気を払い、幸せに春を迎えようという行事です。
塾生、特に中3生に良い春が訪れることを願いながら、節分を過ごしたいと思います。
国語担当講師 荒柴