「幸運は準備された心に宿る」

先月、2025年のノーベル賞において、生理学・医学賞に大阪大学の坂口志文特任教授、化学賞に京都大学の北川進特別教授が選ばれました。
ニュースなどで何度も報じられていますが、会見の場で子供たちへのメッセージとして北川進さんが挙げられた言葉が印象に残ったので、再度紹介したいと思います。

 北川さんは、フランスの細菌学者パスツールの「幸運は準備された心に宿る」という言葉を引用し、「育っていく課程で、いろいろな経験をするけど、それを大切にすることで将来の花が開くといいたい」と話されました。

これはどんなことにも通じる言葉ではありますが、定期テストや受験にとっても同じことが言えると思います。
一回の授業、一回の宿題、一回の小テスト、それらの経験をただ座っているだけ、ただ埋めるだけではなく、一回一回を大切に、真剣に取り組む。

特に中3は、残された日々でしっかり準備し、幸運をつかみに行きましょう。

国語担当講師 荒柴