9月の教室便りより

 新学期が始まりました。夏期講習会はいかがだったでしょうか。

 中1生は初めて「90分×2コマ」の授業を経験し、中には4〜5教科を受講する生徒もいましたが、とてもよく取り組んでいました。中2生は半数以上が4教科以上を受講し、中3生はほぼ全員が5教科を受講しました。どの学年も自習室を積極的に利用する姿が見られ、大変頑張っていたと感じます。

 その一方で、課題も見えてきました。それは、学校・塾を問わず「宿題を提出すること」自体が目的になってしまっている人がいる点です。これまでも何度かお伝えしてきましたが、夏期講習会からの新入塾生も多いため、改めてお話しします。

 宿題は「提出すること」が目的ではありません。「何が分かり、何が分からないのかを確認し、分かるようになること」が本来の目的です。

ここで、「分かる」とはどういうことかを説明します。「分かる」とは、「自分の出した答えがなぜそうなるのかを説明できる」ということです。

 例えば、数学で答えを書き、なぜその答えになるのかを説明できなければ、分かったことにはなりません。そして、その説明にあたるものが「途中式」ですから、必ず書いてください。

 ほかの教科でも、文章での説明は書かなくても「なぜその答えになるのか」を答えられる、それが「分かっている」ということです。

 夏休みの宿題を早く終わらせられたことは、期限を守るという意味では素晴らしいことですが、本来の目的に照らし合わせてみてください。もちろん、途中で解けない問題があっても構いません。「ここまでは考えたけれど、ここから先が分からない」と説明できれば良いのです。

 大前提として、学校の提出物を出さないことは、言語道断です。大塚塾に入塾したからには、一つひとつの宿題にしっかりと向き合ってくださいね。