紅葉狩り

朝晩がぐっと冷えこみ、木々の葉が赤や黄色に色づく季節になりました。登下校のときに見える木も、少しずつ秋らしい姿に変わってきましたね。

11月になったということで、紅葉が見れる季節になってきましたね。なので、今月は紅葉の歴史について少しお話します!

みなさんは「紅葉狩り」という言葉を聞いたことがありますか?

今では紅葉を見に出かけることをいいますが、もともとは平安時代の貴族たちが楽しんでいた行事でした。美しく色づいた山や庭を見ながら、歌を詠んだり、季節の変化を感じたりしていたそうです。

昔の人は、花が咲く春だけでなく、葉が散る秋にも「美しさ」を見つけていました。移りゆく季節の中にある“はかない美しさ”を大切にしていたのです。

私たちが今、紅葉を見てきれいだなと思う気持ちも、千年以上前の人と同じ。そう考えると、歴史って少し身近に感じませんか?

これからテストや受験に向けて本格的に勉強に取り組む時期になります。秋の景色を楽しみながら、1日1日を大切に過ごしていきましょう。体調に気をつけて、元気に11月を乗り切ってくださいね。

社会担当講師 廣田